石川啄木 ２回目！

本日、【泣き虫なまいき石川啄木】２度目の観劇が終わりました
今日は、ヨドバシカメラとビッグカメラに寄って、ビッグカメラにて買い物をしました（笑）
だって、せっかく東京・新宿まで行くんだから、ねぇ？（笑）
希望のものを安く買えて、満足満足

さてさて舞台ですが、先週は、正面よりやや右手側だったんですね。
しかし今日は左側
そう、おもいっきり吾郎さんサイド
横顔も斜め顔も正面も、全て堪能（笑）

また、すでに内容は知っているので、今日は、役者さんの表情も堪能！
舞台は、テレビドラマや映画と違って、誰かがセリフを言っている時も、他の役者さんは、そのセリフに対して演技を続けていらっしゃるので。
初見の前回は、セリフを言っていらっしゃる方に目が行ってしまっていましたから。（注：通常はそれで構いませんので！）

この舞台は、妻・節子が主役だと思いますが、ストーリーは、石川一（啄木）が残した日記を読み進める中で、いくつかの日々が日を追って出てきます。

父・禎一は、最初はとても嫌な人物ですが、それでも家族は彼を見捨てられない。
母・カツにどんなに文句・嫌味を言われようとも、踏ん張る嫁・節子。
子離れできない母・カツ。
ある意味、人生を達観していて、家庭を持つことを嫌がる一方で、全員のよき理解者である妹・光子。
石川啄木の才能を信じ続け、さらに大変お人好しな金田一京介さん（笑）
そして、そんな家族・友人に囲まれた一は、普段は受け身・時々キレるキャラでしたが、妻を愛する売れない小説家志望といった感じでしょうか。

貸家の２階・六畳二間の狭い部屋で、本音でぶつかり合い、言い争いの絶えない一家ですが、その根底にはいろんな形の愛がありました。

一は、一生貧乏暮らしで終わりたくないと思い続け、ある時からは仕事を掛け持ちしたり。
節子はそんな夫に、ひたすらついていく。
母は、父の行動・言動に辟易しながらも、縁を切れない。
光子は、父を嫌いと言いながら、自分のこずかいや着物を差し出し、酒代にと言う。
援助を絶たれそうになり、食いぶちが減るようにと、黙って出ていく父。

笑いあり、涙ありの、かつての日本の家庭・家族って、こんなだったんだよなと、現代では失われた家族の形がありました。

ただし、パンフレットを読むと、実際の石川啄木という人は、もっと女性にだらしなかった人のようでしたが（笑）

吾郎さん、出演者の方々ともに、残りの公演もタフに演じていただければと思います！

楽しい舞台を、２回も観られて、嬉しかったです

さぁ、来週は、滝翼ｉｎ代々木で、３週連続で、東京行きだぁ！